2010年04月26日

民主除名の土屋都議、「日本創新党」の都議会会派設立(産経新聞)

 東京都議会「平成維新の会」の土屋敬之都議は26日、地方自治体の首長や首長経験者らで結成した「日本創新党」(党首・山田宏杉並区長)の都議会会派を設立した。1人会派で、同党会派は都道府県議会では初。

 土屋都議は会見で「党首たちの国家観に共鳴した。民主党には方向性がなく国を危うくしている。(新党は)政策を皆でつくる政党で共感を持った」と述べた。

 土屋都議は平成21年12月、民主党の衆院選マニフェストを「耐震偽装マンションのパンフレット」などと批判。都連から除名処分を受け、1人会派「平成維新の会」を立ち上げた。

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2010年04月24日

高速新料金再見直し「無料化と矛盾させない」と首相(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は22日朝、民主党の小沢一郎幹事長ら党側の要望を受け、すでに発表していた高速道路の新たな上限料金制の見直しを決めたことについて、「ずっと党と詰めてきたが、割引(財源)は見直した方がいいとなった。無料化の方向と矛盾しない形で、双方が理解できる形の決着をしていく」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 新制度では、高速道路料金の割引財源の一部を高速道路建設費に流用できることにしている。首相は「建設は行うというのが党の考えだ。建設と割引はそのままで、高速道路は無料化する方向に考えている」と語った。

 政策決定を政府に一元化するとする鳩山政権の方針と矛盾するとの指摘については「一元化の流れだから、政府が引き取って問題を見直す発想になった」と強調した。

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2010年04月17日

【新・関西笑談】あこがれの果実の味は(4)(産経新聞)

 □ブルーベリーフィールズ紀伊國屋社長 岩田康子さん

 ■レストラン全焼から再出発 「またここで料理を」と夢を抱いて。

 −−ブルーベリー栽培のかたわら、自宅でフレンチレストランを手がけるなど挑戦の毎日だったのですね

 岩田 子供2人も大学生になり、東京と大阪へ出ていきました。1人の生活となったとき、レストランもやっていた自宅が放火されました。

  −− そんな怖いことが…。けがはなかったのですか

 岩田 2階の寝室で寝ようとしていたときでした。家は全焼しましたが、すぐに通報したので私はやけどもせず、助け出されました。不思議と自分が助かったことよりも、子供たちの思い出が燃えてしまったことが申し訳なくて。

 −−すべてを失ったのに怒りはなかった?

 岩田 モノへの執着はなかったですね。それはレストランを始めたころから手伝いに来てもらっていた地元のおばあちゃんの影響かもしれません。

 −−どういうことですか

 岩田 レストランの予約で、私が草引きできない代わりに来てくれるようになったのですが、朝7時から黙々と頼んでいないところまですべて草を引くんです。ジュースを勧めても「山の水がある」と言い、暑いから休んで、と声をかけても「(しゃがんでいて)立つとな、風が涼しいんや」と働き続ける。あるとき、おばあちゃんに何か贈り物をしたくて「どんなときが幸せ?」とたずねたら、「4人の子供にわらじを編んでやれたときが幸せやったなぁ」って。目が覚めたような気持ちでした。それまでの私は、自分が洋服や食事を手に入れることが幸せだと思っていた。物を追求してきたのだと気づかされました。

 −−それでも、離れて暮らしていたお子さんはとても心配されたでしょう

 岩田 娘は大阪だったため、すぐに駆けつけてくれました。泣きながら「お母さん、これからは自分の夢のために生きてください」と言ってくれました。思えば「子供を育てていかないと」と、十分に稼げない自分に厳しく朝も晩も働いてきました。娘はちょうど20歳。子育てはもういいよ、ということだったのだと思います。そんなとき、1人の若者が「もしレストランをやるなら、雇ってください」とたずねてきました。

 −−何もなくなった土地にわざわざ?

 岩田 彼の修業先のシェフが、ここで育てていた摘み立てのハーブが好きで、たびたび来られていたんです。がれきしかないこの場所で、彼はここで育つハーブを使って料理をするという夢が見られるんだ、と驚きました。彼の言葉は私の希望にもなり、火災保険金で隣の山林を買ってハーブガーデンをつくり、平成8年に本格的にレストランを始めました。友達には「家を再建するのが先でしょう」と怒られましたけど。

 −−約100種のハーブと有機野菜の料理、天然酵母のパンと、この景色。すばらしいごちそうですね

 岩田 日本の農業は今、海外の安価な農産物に押されて農業だけで食べていくのは難しいです。このレストランでは、農業の現場で仕事を理解してもらいながら食事をしてもらえる意味があります。(聞き手 石川有紀)

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